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新着情報

第58回大会のお知らせ(第一号通信)

大会準備委員会委員長 藤岡淳子

大阪大学吹田キャンパス人間科学部棟において,日本犯罪心理学会第58回大会を開催させていただくことになりました。すでに大学や関係機関の方々の協力を得て準備委員会を立ち上げ,企画を練っています。

大会のテーマは,「犯罪の加害と被害」です。犯罪心理学の最近の動向の一つとして,子ども時代の逆境体験が大人になってからの健康状態,自己のあり方,対人関係の持ち方に甚大な悪影響を与えるという ACEs研究の進展があります。加害行動の背景にあるトラウマティックな体験をどのように理解し,犯罪行動の変化につなげていくのか,議論を深めることができれば幸いです。その目標に照らして,アメリカから Seeking Safety の創始者である Najavits博士をお招きして講演をいただきます。Seeking Safetyは,トラウマとアディクションの両方の課題を持つ対象者に対する治療法で,日本語の翻訳書も出版されており,今後の日本の犯罪心理学の領域で,トラウマ・インフォームド・ケアを進展させていく基盤を築く上で大いに参考となると考えています。
「加害と被害」という大きなテーマのサブ・テーマとして,「対話と関係性の構築」および「被害・加害の当事者の声を聴く」があります。大会企画シンポジウムでは,対話を活用した当事者の声を聴く機会も設ける予定です。
また,会員の皆様から公募ミニシンポも受け付けております。募集要項をご確認ください。

多くの会員の皆様にご参加いただき,犯罪・司法の心理学について活発に議論を交わし,これからの実践と研究の発展につながれば幸いです。会員のみなさまのご参加を,心よりお待ち申し上げます。

会 期(予定) 2020年11月21日(土)~11月22日(日)
会 場 大阪大学吹田キャンパス人間科学部棟(大阪府吹田市山田丘1-2)

今後の予定スケジュール
第2号通信の送付 2020年3月中旬
発表申込期間 2020年4月1日(水)~6月30日(火)(期間の延長なし)
事前参加申込期間 2020年4月1日(水)~9月18日(金)
プログラムの送付 2020年10月上旬
抄録原稿提出期限 2020年11月2日(月)

発表・参加申込
手続きは Web上からお願いします。詳しくは第2号通信でご案内いたします。発表者は正会員に限定しています(連名発表者も正会員でなければなりません)。発表希望者で入会手続きをされていない方をご存じでしたら,入会申込みを 2020年5月15日(金)(必着)までに済ませるようご連絡願います。

抄録の提出方法
抄録原稿の提出は Web上で行います。間違いのないようお願い致します。詳しくは第2号通信でご案内いたします。

公募ミニシンポの企画募集
公募ミニシンポ(2時間30分程度)を行う予定です。 ミニシンポジウムの応募は例年メールベースで実行委員会様が独自に行っております。

大会に関する問合せ先・企画提案先
日本犯罪心理学会第58回大会準備委員会
E-mail: jacp58th@fc.jwu.ac.jp
発表・参加申込および参加費納入に関する問合せ先
日本犯罪心理学会第58回大会ヘルプデスク
E-mail: jacp-desk@bunken.co.jp Fax: 03‒5227‒8632
〒162‒0801 東京都新宿区山吹町358‒5(株)国際文献社内

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