第61回大会情報
Web会場を開場しました!
クレジットカード支払いによる参加申込みは、大会当日まで受け付け可能です。
(更新日;令和5年9月21日)
- 日本犯罪心理学会第61回大会
- 日程:2023年9月23日(土)、9月24日(日)
会場:オンライン開催
日本犯罪心理学会第61回大会の大会準備委員会委員長をお引き受けすることとなりましたお茶の水女子大学の高橋哲です。新型コロナウイルス感染症も徐々に収束する中ではありますが、準備の都合上オンライン開催になりました。既に関係機関の方々の協力を得て準備委員会を立ち上げ、企画を練っています。
大会のテーマは、「研究と実践をつなぐ」です。犯罪心理学会は多くの実務家を会員として抱える学会ではありますが、実践だけでも研究だけでも世の中の要請に十分にこたえることはできないといえます。今回の大会が時として生じがちな両者の隔たりを埋めるための対話の機会となればと考えております。
同テーマに即して、全体シンポジウムでは「自傷と他害を考える」として、各界の著名な先生方をお招きして話題提供をしていただく予定です。一般に、犯罪や非行は他人を傷つけたり、他者の権益を害したりする行為ですが、犯罪者や非行少年が自殺や自傷のハイリスク集団であることもよく知られています。自傷他害のおそれは司法精神医学との関連が深くありますが、犯罪心理学の領域においても、両者は虐待の被害と加害、内在化・外在化問題行動、いわゆる拡大自殺等の文脈において様々な観点から検討がなされています。自傷と他害は一見相反するもののようで一人の人の中に併存することもあり、コインの表と裏などと称されることもあります。このように、正反対のように見えて複雑に絡みあう現象を探求することは、犯罪や非行というとらえ難い現象を理解する上で欠かせないもののように思えます。全体シンポジウムでは各先生の話題提供の後、フロアの皆様を交えての質疑や討論に十分な時間を割きたいと考えております。第一線の先生方のお話に直接触れるまたとない大変貴重な機会ですので、どうぞご期待ください。
さらに,大会準備委員会による企画シンポジウムのほか、会員の皆様からの公募シンポジウムも受け付ける予定です。本ページ下部の記載をご覧いただき、募集要項に沿ってご応募ください。
多くの会員の皆様にご参加いただき、Web上ではありますが活発に議論を交わしながら、新たな研究と実践の発展につなげることができれば幸いです。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
日本犯罪心理学会第61回大会準備委員長 高橋 哲
1. 会期・会場
2. 大会プログラム
3. 発表・参加申込、抄録提出
- 発表申込期間
- 2023年4月3日(月)~6月30日(金)☞ 7月6日まで延長しました!
- 抄録原稿提出期間
- 2023年7月20日(木)~8月31日(木)
- 参加申込期間
- 2023年4月3日(月)~大会当日まで(ただし郵便振替による支払いの場合、8月4日(金)までの納入が必要です。)
- 参加費用振込
- 現在、クレジットカードによるお申込みを受け付けています。
※発表申込は、代表発表者のみが行ってください。
※ご所属先は必ず正式名称を記入してください。
※発表要旨(80文字程度)及び発表分類は、部門決定の参考にしますので、発表申込時に記入・選択してください。
※タイトル等について準備委員会から問い合わせを行うことがあります。
発表申込みは、ウェブ(インターネット)で行っていただきます。
抄録原稿の提出も同様です。
4. 大会諸費用
- 大会参加費
-
正会員:7000円
学生会員:3000円
※システム上での学生証データのアップロードが必須。臨時会員:7000円
※大会期間限りの会員です。発表はできませんが,全てのプログラムの視聴が可能です。臨時会員(学生):3000円
※システム上での学生証データのアップロードが必須。
- 懇親会費
- オンライン開催のため、懇親会は開催しません。
ご理解のほどお願いいたします。
※名誉会員の大会参加費は無料です。
※クレジットカード払いでの参加費納入の場合、大会当日まで受け付けます。
※一度納入した参加費の返金は、原則としてできません。
請求書の発行について
書式をお送りください。
請求書が必要な方は、Web参加申込後、指定書式に必要事項(宛名・金額・参加者氏名等)をご記入の上、必ず返信用封筒(切手貼付・宛名記入済)を同封して、2023年7月21日(金)までに大会ヘルプデスクにご郵送ください。
※ 学会印と大会準備委員長の押印のみ行います。
※ 請求書の発行元署名:日本犯罪心理学会第61回大会準備委員長 髙橋哲
※ 振込先口座:参加申込時に申込システムから配信される完了通知メールに記載しています。
参加証・領収書について
システムから申し込まれた方は、決済完了後に領収書PDFファイルのダウンロードが可能です。
オンライン大会ですので,参加証は発行いたしません。
5. 研究発表の要項
研究発表は、口頭発表及びポスター発表のみです。セキュリティの観点から事例発表は行いません。ご了承ください。 ニュース記事も随時ご確認ください。
(1)口頭発表
口頭発表は、一般発表です。
口頭発表は、PowerPointを用いてmp4形式の動画を作成していただき、所定のサイトにアップロードしていただきます。データ作成及びアップロードの方法については、こちらのマニュアルをご参照ください。また、視聴期間内に寄せられた質問に後日回答をしていただきます。詳細は追ってお知らせします。同一題目による一連発表は認めますが、それぞれの発表ごとに目的・方法・結果を含むようにしてください。
(2)ポスター発表
ポスター発表では,eポスターをPDFで作成していただき、これを所定のサイトにアップロードしていたただきます。ポスターは、最上段に題目・氏名・所属を明記してください。また、視聴期間内に寄せられた質問に後日回答をしていただきます。詳細は追ってお知らせします。同一題目による一連発表は認めますが、それぞれの発表ごとに目的・方法・結果を含むようにしてください。(※ポスターでの事例発表も避けてください。)データ作成及びアップロードの方法については、こちらのマニュアルをご参照ください。
6. 発表資格と発表要件
発表資格
代表発表者(ポスター発表・口頭発表)と連名発表者は、次の条件を満たす方に限ります。
① 本学会員であり、かつ2023年度会費を納入していること。(新入会員の方は、2023年5月8日(月)時点で入会申込書が学会事務局(大会事務局ではありません)に到着していることが必須です。入会申込書の受付は郵送に限ります。期限を過ぎた場合、今大会での発表はできませんのでご注意ください。)
② 代表発表者になれるのは、口頭発表・ポスター発表を通じて1人1回に限ります。連名発表者はこの限りではありません。
発表要件
①口頭発表:あらかじめ定められた方法で動画を作成し、後日寄せられた質問に回答すること。
②ポスター発表:あらかじめ定められた方法で、PDF形式でのeポスターを作成し、後日寄せられた質問に回答すること。
※指定の形式で発表を行い、抄録を期限内に提出することにより、正式な学会発表として認められます。
7. 抄録原稿の提出方法
Web上での提出になります。2023年7月20日(木)~8月31日(木)の期間内に、発表申込と同じ申込システムから,PDFファイルで投稿してください。ただし、この提出方法が困難な場合は事務局にご相談ください。
※抄録原稿は、抄録原稿作成要領に従って作成してください。
※期限までに抄録原稿の提出がない場合は、正式な学会発表とは認められません。
抄録原稿作成要領に従って原稿を作成してください。作成要領は、学会ホームページ上に掲載するほか、発表申込締切後に別途メール添付でご送付いたします。
(ワードファイルはこちらから)
個人情報保護についてのお願いはこちら
抄録原稿に関する問合せ先
以下のアドレスまでお願いします
E-mail: jacp61@bunken.co.jp
8. 公募シンポジウムの企画募集
公募シンポジウム(2時間30分程度)の企画を募集しますので、奮って応募してください。準備委員会で審査のうえ、採否を決定します。募集期間は2023年4月3日(月)~2023年6月1日(木)です。「申込み用紙」はこちらから。→募集を締め切りました。企画者の方には個別に事務連絡を差し上げます。
データ作成及びアップロードの方法については、こちらのマニュアルをご参照ください。
9. 大会に関する問い合わせ先
第61回大会に関する問合せ先・企画提案先
日本犯罪心理学会第61回大会準備委員会(E-mail:jacp61th@gmail.com)
大会参加に係る「臨床心理士教育研修機会」(ポイント取得)については、日本臨床心理士資格認定協会のウェブサイト等(http://fjcbcp.or.jp/tebiki/)をご覧ください。
発表・参加申込および参加費納入に関するご質問
日本犯罪心理学会
〒162‐0801 東京都新宿区山吹町358‐5
(株)国際文献社内 日本犯罪心理学会第61回大会ヘルプデスク
E-mail:jacp-desk@bunken.co.jp
Fax:03-5227-8632
※連絡は、できるだけE-mailにてお願いします。
過去の大会リスト
- 第60回大会
- 2022.9.3-4
- 河野荘子
名古屋大学 - 脳から見た非行犯罪-生物学的機序を非行少年・犯罪者への理解と心理支援に活かすには
- 第59回大会
- 2021.10.2-3
- 原田隆之
筑波大学 - 特別講演「矯正処遇の3 原則を処遇現場にいかすには:リスク・ニーズ・反応性原則 (RNR)の実践」J.ボンタ(カナダ心理学協会フェロー)
- 第58回大会
- 2020.11.21-22
- 藤岡淳子
(大阪大学) - 特別講演 「トラウマとアディクションからの回復」 リサ・M・ナジャヴィッツ教授(マサチューセッツ大学)
- 第57回大会
- 2019.8.31-9.1
日本女子大学 - 岡本吉生
(日本女子大学) - 全体シンポジウム「少年法適用年齢の引下げを考える:犯罪行動科学の視点から」岡本吉生,浜井浩一,小池進介,須藤明,生島浩,山口直也
- 第56回大会
- 2018.12.8-9
奈良県文化会館 - 岡本英生
(奈良女子大学) - 全体シンポジウム「凶悪犯罪の発生を防ぐことはできるか」宮寺貴之,大上渉,甘利航司,八木康史,河野荘子,高山佳奈子
- 第55回大会
- 2017.9.1-3
國學院大学 - 村松励
(専修大学) - 第2回犯罪学合同大会 基調講演「治療法学からの日本への提言」D.B.ウェクスラー 公開シンポジウム「アディクションからの回復支援のネットワークの可能性―司法と福祉、理論と実践は、分かりあえるのか?―」中村正,藤本哲也,松本俊彦,水藤昌彦
- 第54回大会
- 2016.9.3-4
東洋大学 - 桐生正幸
(東洋大学) - シンポジウム「非行臨床における親面接の工夫」吉田弘道,岡田和也,小林孝嗣,芹田卓身,鉄島清毅,須藤明
- 第53回大会
- 2015.9.26-27
東北大学 - 大渕憲一
(東北大学) - 公開シンポジウム「暴力ゲーム論争:ゲームは青少年にとって有害か」坂元章,D.A.Gentile,三浦英樹,木髙暢之
- 第52回大会
- 2014.9.6-7
早稲田大学 - 藤野京子
(早稲田大学) - 特別講演「新世代の認知行動療法を使いこなすために」熊野宏昭
- 第51回大会
- 2013.9.28-29
大阪教育大学 - 白井利明
(大阪教育大学) - シンポジウム「非行からの立ち直り」広田照幸,羽間京子
- 第50回大会
- 2012.9.8-9
大正大学 - 伊藤直文
(大正大学) - 特別講演「罪を抱えて生きるということ」村瀬嘉代子 50周年記念シンポジウム「犯罪心理学のこれまでとこれから」安香宏,瓜生武, 杉原紗千子,渡辺昭一
- 第49回大会
- 2011.8.6-7
神戸国際会議場 - 藤岡淳子
(大阪大学) - 第16回国際犯罪学会との合同開催
- 第48回大会
- 2011.9.18-19
目白大学 - 内山絢子
(目白大学) - 特別講演 「マザーグースに導かれて」鷲津名都江 シンポジウム「エビデンスに基づいた犯罪心理学と刑事政策」
- 第47回大会
- 2010.10.11-12
沖縄国際大学 - 山入端津由
(沖縄国際大学) - 特別講演「蔓延するエゴイズム」佐木隆三